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過去を知り、今を考える vol、1 壁紙編

2016.05.06

むかしむかしあるところに、、、

戦争に負けて大変貧しくなった国があった

しかし近隣で戦争が勃発しそこで使う兵器を作ることで豊かさを取り戻していった、皮肉にも戦争により貧しくなり戦争により豊かにもなっていった

近隣の国の戦争に使う兵器を作っていた工場が終戦によりお払い箱へ

その工場を使って兵器ではなく工業製品の製造へ、住分野ではアルミサッシなどの住宅部材を製造

しかし、アルミを製造する過程で塩素ガスが大量にでてしまう
※塩素ガスは第一次世界で毒ガス兵器として使用した過去がある

大量の塩素ガスは有毒でしたが、変化させるとポリ塩化ビニルという違う素材になり他の工業製品の素材として使えるようになった

ポリ塩化ビニルは硬く加工性が低いため可塑剤(多種多量の科学物質の総称)を混ぜることで柔らかくでき加工性が上がった。加工性が良くなったことにより住宅部材にも応用し壁紙として使うようになった

製造コストはもともと処理するのが難しいが、大量に出てしまう塩素ガスのため安く上がった

しかし、柔らかくするために必要な可塑剤は約10年で抜け、また元のビニルの硬さに戻るためパリパリとしたり剥がれやすくなるため10年ごとに張り替えする消耗品になった

張り替えが必要なため張り替える度にゴミが出る、ゴミの総量だけで毎年約4億平米以上ものゴミを出していった、塩素ガスや可塑剤を使った素材は埋め立ててもすぐには土に還らない

また抜ける可塑剤は空気よりやや重く子供の目線に当たる120cm以下の空気にたまり、子供のアトピーの増加を後押ししていった

さらにビニール素材は湿気を通さないため、湿気が多い国では室内の湿度を高め夏は熱中症の原因になる無効発汗を引き起こしやすい環境をつくった

ビニール素材が火で燃えるとでる煙を吸うと呼吸器系の痛みを伴いながら中枢神経系、そして絶命に至ってしまう、この人体に起こる症状は大戦中に毒ガスとして使われた塩素ガスの効果と全く同じなのだ

住む人にとってメリットが少なく、さらに環境と健康へのリスクがかなり高いことが分かるそのため世界中の多くの国はビニール素材を住宅へ使わない。そもそも塩素ガスという危険物からできる時点でアウトなのだ

しかし、なんと!驚きの事実が!

そんなビニール素材を「当たり前」に使っている国があるのです!

しかも工場で製造された製品は化学物質などで空気を汚すため、24時間家の中の空気を入れ替える換気までしながら!

そのような空気を汚す可能性のあるものを使わなければ良いだけなのに、根本治療より対処療法を国で推奨!バカだと思いませんか?

さらにさらに、このような事柄は情報化社会で容易に仕入れる情報であり、何も隠蔽されているわけでもないのに、調べりゃすぐ分かる話なのに!な、な、なんと!その国の建主や家を作る企業、職人に至るまでほとんどの人が知らないという教養の低さなんです!知らない人が知らない人に知らないまま家を建てさせて一生お金を払い続けるということらしいです!国だけでなく国民もちょっとアレが多いということなんですね

信じられますか?そんな国が実際にあるのですよ

でも、普通ならば「知る」というステップを踏めば次は考え、行動に至るはずです。情報を疑うならば根拠を自身で調べると良いすぐに見つかるはず

そして、しっかり知って理解したとしてもそのようなリスクがある家を作るならば、もうこれは考え方や姿勢、理念の違い。

福沢諭吉先生曰く「悪人とは不徳というよりも、むしろ無知と評するべきである」まさに「知る」ことが必要なのだ

過去に、社会問題となった「アスベスト」

しかし、これは過去の問題であり、解決済みの問題ではなく実はこれから起きる問題なのだ

過去を知り、今を考えるシリーズは目を背けたくなるようなショッキングな内容が多いですが連載します

ジャーナリズムたばた

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