スタッフブログ

  • スタッフブログスタッフブログ

過去を知り、今を考える vol.1 壁紙編 証言1「新入社員の場合」

2016.05.07

今思えば、ビニールクロスについて最初に学んだ時が、入社すぐだったこともあり、 聞く前は、壁紙なんて当たり前すぎて興味も疑問すらも持つこともなく生活をしていました

しかし、現状一番内装材で使われているビニールクロスの主原料となる塩素ガスは本を読んだり調べると火災時の死亡の原因になっていたり、クロスから可塑剤が抜けてそれが子供の目線の120cm以下の空気で溜まり、子供のアトピー増加につながっているなど、思っていた以上に、ビニールクロスが百害あって・・・な商品だという印象を受けました。

そしてそんな情報が専門家でもない、入社したての当時の僕でも調べるとすぐ簡単にわかるし、こんな情報がどんどんでてくるのにも驚きました。

輸入先のドイツやスイスではまったく見られない、というより他の国では使っていないってことにも、もっと驚きました。

だから、「知らないだけ」でビニールクロスを使っているのだと思い、僕は営業の際必ずこの話を伝え、知ってもらうことからはじめるように心がけています。

しかし、それでも営業先の工務店さんの多くはビニールクロスをはじめとする新建材を使い続けます。

僕自身の、言葉足らずなどの問題を置いておくとしまして。置いておくとしまして、いや、もしかしたらこれが一番の原因かもしれませんが、置いておくとしました(汗)これから精進するとしての置いといて(勘弁) ビニールクロスをそれでも使い続ける理由を聞くと

「今までそれを使ってきている」

「職人がいやがるし、職人との付き合いがある」

「多くの人がまだそれを使っている」

「みんなやっているから」

「ビニールクロスの方が値段が安い」

「法律で規制されていないじゃん」

「普通と違うものだと説明しにくいじゃん」

「害があるとしてもそれの被害者の数が明確じゃないし」

「ビニールクロスから自然素材な物に建材を変えたところでビフォーアフターが写真でわかりやすいかな?」

「仮に法律や時勢が変わったとしてもその時になれば何とかなるよ」

「よそはよそ、日本は日本のやり方がある」

と、こんな「理由」がでます。本当に。もちろんそんな「理由」を口にする会社ばかりではないのですが、理解を示す会社はまだまだ全体の家づくりの会社の総数から見ると少数に思えます。

こういった理由を聞いていくと誰のための何のための家づくり?なのかなと思います。

当事者意識のなさ、無知・無関心、でも実際に空き家やアトピー、さらには壁紙にアレルギー反応がでるひとがいると思うと・・・

ここからはあくまでも私の主観になるのですが、建築業界の「お客様の為」という言葉に疑問を感じます。

全ての会社がそうだという訳ではありませんが、例えば安く提案する事、早く提供する事で顧客満足度を上げて、そのレベルの満足度が顧客満足ととらえ、それがうちのモットーだといわれても、、、

それは、自分たちの商品を売るための理論武装ではないかと思います。

もちろんそれが、100%悪いわけではありません。

しかし、裏側を話さず、知らず、疑問も持たず、お客様の為だけだと言い張る姿勢に僕は疑問を感じます。

そういった、売り手側の都合ではなく、本当に買い手側を思ったこだわりのある会社が増えてくれればなと感じます。
証言者 入社一年目のK氏

rss feed